品質工学実践講座

・講師:ラーチマネージメントリサーチ代表・長野高専客員教授 村岡 正一氏
・開催日:平成21年11月19日、20日、26日
・場所:長野高専地域共同テクノセンター
・参加者:14名 

講義・実習内容

 安定した利益を確保できる企業体質にするためには、商品開発スピードの革新的向上と品質確保が不可欠です。そのため、品質工学を導入している企業が増えています。ただ、成果を挙げている企業が多い反面、教科書的に品質工学を適用しようとして失敗している事例もあります。
 本講座は、製品設計・工程設計基礎コースの一講座として、業務に直結できるやさしい品質工学を目指し、数式だけでなく品質工学の考え方や実務への適用の仕方も解説することで、即、成果に結び付けられることが特徴です。品質工学概論、直交表、動特性・静特性などについて講義し、最後にワークショップを行うことで理解を深めました。
 講座終了時に講師より修了証が授与されました。

講座風景1

参加者の声

 ・品質工学の理屈が分かってきた。
 ・演習もあり分かりやすかった。
 ・実践事例を交えた講義内容で大変分かりやすかった。
 ・さらに勉強して活用していきます。

講師の声

 今までの経験からすると、品質工学関連のセミナーでは理解出来るのは全体の3分の一ほどでしたが、アンケート調査の結果から80%以上の方にご理解頂けたと思います。
この要因は、
(1)エクセルを活用した。
(2)ワークショップと演習により理解が深まった(特にグループ演習の効果が大きい)。
にあったと思います。
 より大きな成果に結び付けるためには、受講者が抱えている課題を品質工学で解決することです。
 機密保持の問題もありますが、単に勉強するだけでなく受講前に課題を明確にして、講義を活用して解決に結びつける姿勢が欲しいです。

講座風景2

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