短期実習の取組(機械科)

短期実習の取組(機械科) 

参加延べ人数66名

実施内容等

実施企業  不二越機械工業株式会社 期 間 8/18~20 参加者数 2名
実施内容:安全教育、機械本体へのアクリルパネルの取り付け、塗装後のタップ追加工。配管部材の結合部分のシールテープ巻付け、部品の洗浄など。
実施企業  株式会社コヤマ 期 間 8/20~22 参加者数 3名
実施内容:金型、軽合金、機械、中子の部門で作業、製品の巣のチェック、アルミ鋳物の仕上げ、機械の整備など。
実施企業  協伸精機株式会社 期 間 8/18~20 参加者数 3名
実施内容:NC旋盤のプログラミング学習と操作を学習し、真鍮の角材を加工しバルブの部品を加工する補助業務を行った。
実施企業  サンケン工業株式会社 期 間 8/18~20 参加者数 2名
実施内容:レーザー加工機で板金加工した製品のバリ取りや材料の供給など製造の補助的な作業を行った。
実施企業  株式会社中嶋製作所 期 間 7/28~30 参加者数 1名
実施内容:安全教育を行いその後、プレス機を使い製品の部品加工とカシメ作業を行った。
実施企業  エムケー精工株式会社 期 間 8/18~20 参加者数 1名
実施内容:課題としてだされた、鉄板製の箱を製作した。ヤスリ、プレス機、シャーリングなどを使って板金作業を行った。
実施企業 株式会社クエストコーポレーション 期 間 8/5~7 参加者数 1名
実施内容:ラジコンヘリのクラッチハウジングとエンジン始動部品が課題として出され、3DCADを使い設計し、その後、旋盤、フライス盤を使って機械加工 を行った。
実施企業  株式会社麻場 期 間 7/28~30 参加者数 2名
実施内容:農薬噴霧器の一部となる噴霧口の部品を組み立て、その後、水圧検査を行い、流量、噴霧角度など検査を行った。
実施企業  株式会社ヒーテック 期 間 8/18~20 参加者数 1名
実施内容:高周波熱処理を行った材料を切断、研磨し、ビッカース高度試験を行いと金属顕微鏡で断面を確認しレポートにまとめた。
実施企業  長野工業株式会社 期 間 8/18~20 参加者数 1名
実施内容:高所作業車の塗装と部品の組立を実施した。設計開発部でCADを使った簡単な設計製図も経験させてもらった。
実施企業  株式会社宮尾製作所 期 間 8/20~22 参加者数 1名
実施内容:部品の仕上げ工程で、軸継手の切断と研磨、組み立てを実施、NC旋盤、フライス盤での製品加工を担当、NCフライス盤のプログラミングも学習し た。
実施企業  株式会社炭平製作所 期 間 8/18~20 参加者数 1名
実施内容:鋳造や金型について学習し、鋳造部品の製造補助を行った。
実施企業  A社 期 間 8/4~6 参加者数 1名
実施内容:文鎮の製作が課題として出され、ヤスリがけ、鏡面加工、穴あけ、タップダイス加工などを行った。NC旋盤のポンプ類のシールを取り付ける作業 を行った。
実施企業  株式会社山岸製作所 期 間 8/4~6 参加者数 1名
実施内容:穴あけ加工とNC旋盤を使った作業を行った。部品の取り付けやバリ取りといった作業を実施。
実施企業  B社 期 間 8/20~22 参加者数 2名
実施内容:安全教育を実施。その後、自動車用ライトの電球の組み立て作業、フィラメント、電球の補充など行った。
実施企業  信光工業株式会社 期 間 8/20~22 参加者数 1名
実施内容:メッキについての基礎学習を行い、その後、電解メッキ、無電解メッキなど実際に作業を行った。

参加者内訳: 3年生 17名   2年生 5名   合計22名
   →就職希望者13名、進学希望者4名
 

アンケート結果

  5 4 3 2 1
企業で働くことへの理解を深めることができた 13 8 0 1 0
企業の魅力を知る機会になった 12 9 1 0 0
社会と自分との力の差を感じた 14 7 1 0 0
実践的な活動ができた 12 6 3 0 1
自分の技術を高めることができた 7 9 4 0 2

5:当てはまる  4:だいたい当てはまる  3:どちらともいえない  2:あまり当てはまらない  1:当てはまらない

 

生徒のコメント(抜粋)
・社会へでて世間を具体的に見ることができた。自分のスキルを見直せた。
・職場体験で自分の視野が広がったのでもっと多くの企業を経験したかった。
・今の自分の技術や知識では、社会に出ても通用しないということがわかった。
・社会は厳しい。休み時間なしで仕事をし続けて働くのは大変だった。
・どういう手順でものづくりをしているか分かった。
・職場体験で色々なことをみることができた。自分の進路を参考にしたい。
・普段の実習ではできない加工を体験することができました。
・発注元の主張に答えるため努力する仕事の大変さを考えさせられました。
・機械加工、技術はもちろん「仕事をする」とはどういうことか、進路の参考にもなった。
・企業でエキスパートになるには、個々で自分の仕事に必要な知識技術をしっかり培って行くことが大切で企業に入っても勉強していくことが大切と思った。
・来年から社会人になるため、気を引き締めて残った学生生活を有意義にしたい。
・挨拶の大切さを改めて実感した。我慢する心が大切だと思った。
・働く大変さ、働く気持ち良さ社会人としての責任など色々と勉強になった。
・実際に企業に行って体験しないと分からない。
・学校と企業ではやっていることのレベルは全く違うけれど、どこか授業の実習と同じような雰囲気を感じた。普段、学校でやっている実習みたいな感じでした。
・授業ではなかった技術について基本的な部分を勉強することができた。
・自分の技術とはすごい差があると肌で感じました。
・学校では学べない多くの事ができた。進路のとき今回の研修を活かしたい。 

 

考察
 参加した生徒の中で、進路先を就職と希望している者の多くが、インターンシップが進路決定の際に重要であったというコメントをあげている。また、複数の企業での職場 体験を実施できないかという要望も多かった。企業の様子やそこで働く社員の方へのコメントも多かった。企業の方との何気ない会話や担当者からアドバイスをもらい自信を もって進路選択につなげた者も少なくない。
 今年度は就職希望者がインターンシップに積極的に参加した事から進路に関するコメントが多く上がったのではないかと考えている。具体的に企業を決定する時など進路決 定に大きな成果があった。
 学校にはない設備や扱っていない技術、企業と自分の技術、知識の不足を実感したことなど今後の学習意欲につなげて考えている者が多かった。業種は様々だったが製造業 の現場に入ることで学校と企業でのものづくりに関連性がもてている。
 担当者との打ち合わせを生徒に連絡させ、実習の内容を確認させた。実習だけではなく電話での応対や企業への訪問など幅広い経験をさせることができた。

 

今後の活動
 企業への訪問を充実させ、インターンシップへの協力を積極的に行っていきたい。企業側の担当者との打ち合わせを確実に行い、企業側、学校側の課題、問題点の解決を行 っていきたい。夏期休業中、春休み中に設定するなど実施時期の決定、複数回、数日、1週間単位で行うなど実施期 間の決定、全学年、就職希望者のみ、3年生のみなど対象 生徒の決定、企業側の受入生徒数の決定、専門高校生を対象にした実習内容を研究するなど企業と学校側で相談しながら研究を行っていきたい。

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